プラクチカ通信

Vol.6『夏休み!』

2005.October

8月24日から9月1日まで夏休みを取り、
初日の24日から2泊3日で青森に旅行に行ってきました。

実は僕は八戸に1年2ヶ月住んでいたことがあります。 青森は大好きなんです。景色がいいし、魚が美味しい。それにちょっぴり異国な感じすら漂う。遠いし言葉もずいぶん違うしね。 ということで、今回は僕のお気に入りの青森を紹介します。 。



今回は僕のお父さんと2人で旅しました。たまにする親孝行。交通手段は車です。

朝6時、宇都宮出発。高速道路にのっていざ青森へ。青森は遠いぞ。約600キロ。まず盛岡の手前、盛岡南インターを降りる。 ここで時刻は11時くらいになってます。なにか空の青さが違うと思いませんか?

ここで高速を降りたのは岩手山の焼走りを見るため。これは岩手山が噴火して溶岩が流れた跡なんです。すごい風景ですよね。 ゴツゴツとした溶岩の黒と空の青さが素晴らしいコントラストを描いてます。



次は八幡平へ。八幡平は焼走りからすぐです。

ここは最高のドライブコース。とても気持ちがいい!空が近いよ! でも残念だけどここでのんびりしていてはダメ。先は長い。次は十和田湖を目指します。1時間ほどで十和田湖に着くんじゃないかなあ。

山道を走っているといきなり十和田湖が開けます。それはそれは感動しますよ。 有料駐車場に車を停めて十和田湖を見学。もうお昼も過ぎてるし、ここらへんで昼ご飯を食べます。 お勧め料理はよく知りません。ヒメマス料理が有名なのかなあ。



次は有名な奥入瀬渓流。

奥入瀬渓流は十和田湖の水があふれて流れた川です。なので十和田湖からすぐ近くです。 僕の計画では奥入瀬は明日ゆっくり見るので今日は車でさっさと通り過ぎます。明日ゆっくり見たいポイントを頭に入れながら。

奥入瀬渓流から20分ほどで1日目の宿、蔦温泉に着きました。今回の旅行の最大の目的はここに泊まること!と言っても過言ではない。 とても情緒のある温泉宿。この温泉に親を連れてきたかったんですよ。 本館は大正時代の建物。

今回は本館に泊まりました。部屋はふすまで仕切られている。隣の部屋とも廊下とも。さらになんと窓側の廊下も隣の部屋と繋がっている! びっくり。昔はこんな風な造りが多かったのかなあ?でもこれも趣があっておもしろい。

この旅館の最大のお勧めポイントは温泉。源泉掛け流しが良いとかいうけど、ここはなんと湯船の底から温泉が吹き出している! 源泉の上に湯船を造っているんです。お尻の下からポコポコお湯が湧きだしてきます。まさに奇跡の温泉。お勧めの旅館です。



翌日は八甲田を車でぐるり1周。途中いくつか見所があります。

見所1:八甲田ロープウェイに乗って頂上に行くとこんな感じ。

見所2:『八甲田山死の彷徨』で有名な雪中行軍の像。とてもきれいな公園になっています。 興味のある人はここの土産物屋さんにある雪中行軍関連本を読むといいですよ。僕はここに来る度に“立ち読み”します。 もちろんほかにも見所満載です。



八甲田の次は奥入瀬渓流です。

昨日、いくつか目を着けていたポイントに止まって見学。緑がきれい。 「ずっと昔から変わらない風景なんだろうな」と思い、ジュラシックパークを思い出す。恐竜大好き!



これで十和田・奥入瀬観光も終えて、次は八戸へ。

「八戸に何かあるの?」と訊かれると、「ある!うまい魚とディープな世界がある!」と答えましょう。 八戸に着いたらホテルを探す。今回は街の真ん中にしました。お勧めのホテルは分かりません。 海の方も面白いけど、夜、お酒を飲むなら街の真ん中が便利のような気がします。

八戸の1件目。白銀(しろがね)の労災病院近くにあるお寿司屋さん、『紫織』。 ここは安くて美味しい。でも八戸という街自体が物価が安いんじゃないかなあ。 八戸は漁師が多いが、漁師が来るような店は魚がうまい。この『紫織』にも漁師が結構来る。 ここでさんざん飲んでさんざん食べた。ずいぶん酔った。

この『紫織』の近くにあるディープスポット。店が変わったが昔は毎晩ここで飲んでました。



2件目は中心部に戻って飲む。
宇都宮にも出来たけど、八戸の「屋台横町」に入ってみた。

なんか賑やか。おっ!あれは有名なラーメン屋さん「しなそばや」の佐野さんじゃないか!なんでこんなとこに!しかも白衣着て!びっくりした。

僕たちは佐野さんとは違う店で飲む。ここらへんからずいぶん酔って怪しい。 本当はこのあと3件目に八戸名物『ひっつみ』を食べる予定だったが、あまりに酔いすぎたので行けなかった。 とても残念。名前は忘れたけどとても有名なお店です。八戸の人に訊いたら絶対知ってると思います。 『ひっつみ』は魚のだし(この店はきんきでとります)のすいとんのことです。飲んだ後に最高です。 八戸に訪れた際には是非『ひっつみ』を食べてください。



翌日は旅の最終日。

まずはお土産を買いに八戸のむつ湊へ。 むつ湊に着いたら腹ごしらえ。ここはテレビで何度も紹介されている有名な食堂、『大洋食堂』。

壁に有名人のサインがずらり。豊川悦治のサインもある。中は元気なおばちゃん達が切り盛りしてます。



お土産を買ったら海に向かいます。

食事を済ませたら、お土産を買います。ウニ好きならお勧めは牛乳瓶に入っている塩ウニ。 牛乳瓶1本にウニがぎっしり詰まってて1本千円ほど。 お勧め。魚介は季節によって旬が違うので、前日にお寿司屋さんなどに訊いてみると間違いがありませんよ。

八戸には国立公園の種差海岸があります。この海は本当にきれい。 でもこの日はあいにくの雨。台風が来てたんですよね。一応写真を1枚。

この後南下して帰宅。途中、義経で有名な平泉を見学しました。平泉は有名なので詳細は省略。 ちなみに八戸から南下する時、時間があったら龍泉洞や厳美渓、猊鼻渓に寄るのもいいと思います。 楽しかったし、いい親孝行が出来ました。でも青森は遠いなあ。運転はほとんど親にしてもらっちゃいましたけど。

この旅日記が皆さんの東北旅行のきっかけになればいいんだけど。
合わせて、僕の知らない東北も教えてください。東北大好き!





【付録:】今回の旅行で仕入れたマスター(こう呼ばれるのは好きじゃないんだけど)
     の仕事に欠かせない雑学。

■鳥の鳴き声 (焼け走り 奥入瀬渓流で)

ヒッツーキー!? ポッポロリ ピッピキピ ツクツクホーシ!?

■棟方志功のトリビア(八甲田 酸ヶ湯温泉で)

ウソ!でも本当なんだって。

■キリストの秘密(青森 南郷村で)

奇想天外!ナニャドヤラ〜って‥

■脱帽許可中(八戸 市営バスで)

脱帽許可?許可がいるの?
それとも帽子をとれ!というのを柔らかく
言ってるの?

■ヌードライター(八甲田頂上で)

開くとピカピカ光る。
お土産にいいのかなあ。





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